リンパドレナージュとは

リンパとは

リンパとはリンパ液とも呼ばれ、毛細血管の壁から漏れ出た血液のうちリンパ管を循環するものを言います。

リンパには大きく分けて「排泄機能」「免疫機能」の役割があります。

リンパがスムーズに流れていれば水分や老廃物などは溜まることはありませんが、流れが悪くなれば余分な水分や老廃物は、細胞内に溜まってしまいいわゆる「むくみ」となります。

このたまった老廃物などはコリなどの原因や、倦怠感、冷え、むくみ、しみやシワ、肌荒れ、セルライトといったさまざまなトラブルを引き起こすことが知られています。

これらの不調を改善するために、常にリンパの流れを良くしておくことが重要です。

リンパ液は心臓がポンプになっている血液とは異なり呼吸や筋肉また血管の圧力などの働きでゆっくりと流れるので、特に足や手にリンパが滞りやすいという性質があります。

リンパドレナージュとは

リンパドレナージュはフランス語で「リンパ排出法」という意味です。

リンパ系は体内に溜まる老廃物や有害な物質を体外に排出する為のシステムで、このシステムを十分に機能できるように促すのがリンパドレナージュです。

リンパ網にはリンパ節というフィルターが付いていて、リンパ液に含まれる老廃物や流れを妨害する物質を除去する働きをしています。

リンパ網における役割は全身にリンパ液を循環させて身体機能向上を図ることにあります。
そしてリンパ液は血液と深い関係にあり、血液の汚れや血球のトラブルをリンパは直接的に受けるのです。

ゆえに、リンパの機能を上げ、身体機能向上、または機能維持を図らなければなりません。

リンパ機能の低下は身体面から精神面まで影響を与えることになります。

結果として人間としての生活機能を守るためにもリンパ網の機能を守るのです。

そして、その機能を守る一つのツールが深層リンパ網を刺激し活性させる『リンパドレナージュ』です。